農研機構、抹茶定義がISO報告書に 国際規格の発行を
農研機構が中心となり、国際標準化機構(ISO)で作成を進めてきた抹茶の定義に関する技術報告書(ISO TR 21380)が11日に発行された。
日本で独自に発展してきた抹茶の栽培方法や製造方法、その歴史がまとめられており、日本産抹茶の国際市場での評価向上につながると期待される。また今後、農研機構は品質に関わる化学成分などの範囲を規定した国際規格の発行を目指し、抹茶の国際標準化活動を継続する。
近年、健康志向の高まりに加えて