コロナ緩和で食中毒増 患者数は大幅減少 厚労省

総合 ニュース 2023.03.27 12555号 02面

 22年(1~12月)の食中毒事件数は962件となり、直近20年間で最少だった昨年の717件から増加に転じた。新型コロナによる飲食店の営業制限が解除された昨年3月末以降、発生数が増えたがコロナ前より低位で推移した。総患者数は6856人で、1件当たりの患者数が500人以上の大規模事例がなかったため大幅に減少した。患者数2人以上の事件数は367件だった。厚生労働省が23日公表した。
 原因施設別の患者数では、飲食店が患者全体の45.3%を占め、昨年の23.

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