東洋製罐GHD、包装容器が大幅回復 価格転嫁進み収益改善

 東洋製罐グループホールディングス(GHD)の24年3月期連結決算は、主力の国内包装容器事業で価格転嫁が大幅に進み、売上高は前年比4.9%増9506億円、営業利益は約4.5倍の338億円、経常利益は約2.8倍の387億円、純利益は約2.2倍の230億円と収益が大幅に改善した。アルミ地金など原材料とエネルギーコスト上昇分の売価への転嫁は、96%まで進んだ。包装容器事業の売上高は8.1%増5883億円、営業益は前期の損失計上から黒字転換して144億円。他社が撤退した影響で、コーヒ

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