本紙中部支社、中部食品界賀詞交歓会開催 265社が参集
【中部】日本食糧新聞社中部支社は9日、「第10回中部食品界賀詞交歓会」=写真=を名古屋市東区のホテルメルパルク名古屋で開催した。地場の小売企業、外食企業、卸、メーカーなど265社554人が参加した。今回から会場内での飲食を再開、参加者らは小売企業や外食・中食企業の首脳陣と新年のあいさつを交わした。
開催に先立ち能登半島地震の犠牲者に黙とうをささげた後、主催者を代表して平山勝己副社長が「各種コストの増加や人材不足で厳しい局面を迎えている。当社の全国ネットワークを駆使した紙面づくりに加え、展示会などの場面づくりで業界に貢献していく」と話した。
来賓の森重樹東海農政局長のあいさつに続き、乾杯の発声を行った永津嘉人中部食料品問屋連盟会長は「生活者の行動様式が再び変化し、中部地方でも新しい潮流が緩やかに生まれている」とコロナ収束後の市況感を述べ「変化をチャンスに変え、業界とともに成長できるよう努めていく」と意気込んだ。(磯貝岳)