全日本食品、ジャパンミートに「花正」売却 雇用・取引継続が決め手

ニュース 小売 2013.08.12 10876号 01面
齋藤充弘全日本食品社長(右)と境弘治ジャパンミート会長(8日の記者会見で)

齋藤充弘全日本食品社長(右)と境弘治ジャパンミート会長(8日の記者会見で)

 全日本食品(全日食)は、9月末までに子会社の業務用スーパー・花正(54店・12年度売上高267億円)をジャパンミート(グループ合計44店・同512億円)に約50億円で売却する。花正の従業員の雇用、全日食との取引継続が譲渡の決め手となった。ジャパンミートは関東中心に食品スーパー(SM)、業務用スーパーを展開しており、花正が加わることで都心に店舗網を確保、強みである精肉をさらに強化できる。(板倉千春)

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