輸入規制緩和、進まぬ各国との調整 食品の放射性物質汚染で
2011年3月に起きた福島第一原子力発電所の事故による放射性物質の食品への汚染が依然見つかる中で、海外各国の輸入規制が続く。規制対象の産地や放射能検査の証明書など各国の輸入規制の仕組みは日本の考え方と異なる。事故直後から農林水産省の輸出促進グループが中心となって各国と協議しているが、なかなか輸入規制の緩和は進まない。(伊藤哲朗) * 外務省は事故直後のころ、各国の在日大使館の担当者などを招いて、事故の実態を連日のように
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