新年号1部:森山裕農林水産大臣に聞く 枠組みは大きく変化 食品産業は新局面に

特集 官公庁 2016.01.01 11291号 02面

 環太平洋経済連携協定(TPP)交渉が2015年10月に大筋合意した。今までのグローバル化よりも、さらに進んで大きなパラダイムシフト(枠組みの変革)が起きる。TPPは、農林水産業への影響ばかりが喧伝(けんでん)されているが、食品産業も新たな局面を迎える。今まで大企業を中心とした海外展開、外食店などの出店も進んでいたが、輸出がしやすくなり、投資の自由度も高まってきた。その中で国内の農林水産業との連携、世界市場で優位に立つための技術開発などが進んでいかなければならない。自民党の議

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