タイ、プラごみゼロへ紙製容器推奨 8月にも規格を統一・義務化

小売店の陳列棚では現在はプラ製容器が主流だが、今後は紙製容器の割合が増える=2021年4月7日、タイ南部プーケットで小堀写す

小売店の陳列棚では現在はプラ製容器が主流だが、今後は紙製容器の割合が増える=2021年4月7日、タイ南部プーケットで小堀写す

2022年にプラスチック製レジ袋を全廃し、27年にはプラスチックごみの完全リサイクル化を目指すタイで、食品と飲料向けの紙製容器を推奨する動きが広がっている。工業省工業製品規格事務局は、8月にもこれら紙製容器の規格を統一・義務化させ、消費者に安心と安全を届けたいとしている。リサイクル化と合わせ、食品に使用する容食器の先進国化を目指す。

タイ国内の紙製容器を製造する事業所は約600社。ここで年間200万tの紙製皿、器、コップ、トレー、袋などが製造されている。これまでは海洋汚染な

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