今年9月にマレーシアで開催されるハラール製品の第18回見本市「MIHAS」のチラシ
東南アジアで、イスラム教の戒律で許されたハラール製品をめぐる開発や市場拡大の動きが活発化している。マレーシアでは昨年開催したオンライン形式のハラール製品に関する見本市の成約額が史上最高を記録したほか、同じイスラム教国のインドネシアではハラール認証の新ラベル制度を導入して認証の取得を厳格化。一定の猶予期間の後は食品にとどまらず多くの製品が対象となる。タイでも政府がハラール食品市場への浸透を狙って専門のタスクチームを設置するなど、東南アジア域内のポスト・コロナにはハラール市場の拡