ポスト・コロナで過熱 東南アジア・ハラール市場、対象も拡大一途

総合 ニュース 2022.08.03 12444号 06面
今年9月にマレーシアで開催されるハラール製品の第18回見本市「MIHAS」のチラシ

今年9月にマレーシアで開催されるハラール製品の第18回見本市「MIHAS」のチラシ

東南アジアで、イスラム教の戒律で許されたハラール製品をめぐる開発や市場拡大の動きが活発化している。マレーシアでは昨年開催したオンライン形式のハラール製品に関する見本市の成約額が史上最高を記録したほか、同じイスラム教国のインドネシアではハラール認証の新ラベル制度を導入して認証の取得を厳格化。一定の猶予期間の後は食品にとどまらず多くの製品が対象となる。タイでも政府がハラール食品市場への浸透を狙って専門のタスクチームを設置するなど、東南アジア域内のポスト・コロナにはハラール市場の拡

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