ティフィンラブスが用意したバーチャルレストランブランド。現在3ヵ国で8ブランドある=同社ホームページから
実店舗を持たずにインターネットで注文を受け付け、客の自宅などに宅配するバーチャルレストランがタイで拡大している。新型コロナで客足が遠のき時間を持て余した中小レストランが、ブランド力のあるバーチャルレストラン・チェーンとフランチャイズ(FC)契約を締結。空いた時間を使って売上げを伸ばしている。客もわざわざ店舗に行くことなく、自宅で本場の外国料理や人気料理が食べられるとあって、ニーズは見事に一致した格好だ。コロナ禍がもたらした新業態に注目が集まる。
●新業態に注目
2020年