三井食品、20年中間は微増収も大幅減益 物流費の高騰響く

卸・商社 決算 2019.11.29 11977号 02面

 三井食品の20年3月期第2四半期連結業績は売上高が前年を上回ったが、物流費の高騰が響き大幅な減益を強いられた。下期は生活防衛意識の高まりによる売上げの伸び悩みとコストの高止まりが続くとみられ、特に利益面で苦戦が予想される。引き続き基盤である物流機能の整備に力を注ぐほか、国外での活動加速や流通AI推進本部を活用した新たな体制の構築を急ぐ。
 上半期の売上高は4201億円(前年比0.8%増)、営業利益5億円(同63.6%減)、経常利益7億円(同55.9%

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介