今年に入り、鰹節に適したサイズのカツオが漁場から消えた。鰹節にするには、脂の少ない1.8kg程度の小ぶりなカツオが適しているが、2.5kg以上のカツオしか水揚げされていない。日本近海からフィリピン、インドネシアの東南アジアすべての海域が同じ傾向にあるという。鰹節に適したカツオが少なくなり、このことが徐々に鰹節メーカーに深刻な影響を出しつつある。脂があって削り節にならない鰹節が増え産地の在庫は増加傾向にある。コロナ禍で削り節の業務用需要が激減する中、供給への影響は今のところな
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