ガット・ウルグアイラウンドの「例外なき関税化」の方針変わるか? バナナで輸入制限
ガット・ウルグアイラウンド(関税・貿易の一般協定の多角的交渉)でダンケル事務局長が提案した「例外なき関税化」の方針が変わる可能性が出てきた。農水省に10日入った情報によると、欧州共同体(EC)の委員会は、フランスやイギリスなどの旧植民地であるアフリカやカリブからのバナナ輸入を保護するため、中南米産を数量制限をする方針を固めた。ウルグアイラウンドで交渉のカギを握るとされるECが例外を認める方針を固めたことで、生産規制を行っているコメや乳製品の例外的措置を主張しているわが国の活動