スーパー特売が定番化時代へ? 納価めぐりメーカーとの攻防激化
ビッグチェーンの食品部門や中小食品スーパーマーケット(SM)でのグロサリーの伸びはバラつきはあるものの比較的堅調だ。だが、そんな中に大きな問題が潜んでいる。大手の集客率アップと買い上げ点数増を目標にした週間・月間特選、週末チラシ特売、一〇〇円均一セール、緊急値下げ品などのセールが複合的に連鎖し、特売商品の層が広がり、それが定番化へ進みつつある。それはそれで小売側の需要喚起となり商品が動くのだが、他方でより「ギクシャクした取引交渉がビッグチェーンとメーカーとの間に増えている」と