フライなど惣菜類、冷夏予測から一転猛暑で売れ筋商品に微妙に影響

統計・分析 中食 1995.08.23 7914号 3面

7月下旬の梅雨明け以降、気象庁は、冷夏になるとの見込みを修正した。米飯・惣菜業者の多くは、冷夏予測を受けて弁当、揚げものといった主力商品に期待を寄せていたが、最高気温は連日三〇度Cを超え、猛暑だった昨年並みの暑さとなっている。麺類、サラダ、おつまみ類などの夏型商品はおおむね順調だが、ウナギの蒲焼きは土用の丑の日に天候が悪かったこともあり、前年並みを維持するのは難しそうだ。梅雨が長引いたこと、コメ不足の影響がないことなど昨年とは異なる状況もあり、売れ筋商品に微妙に影響している。

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