「キムチに抗がん作用」韓国釜山大学・朴教授が発表

統計・分析 総合 2000.02.11 8648号 10面

相変わらずキムチ人気が続いている。日本人の嗜好の広がりと健康食品としての認識が普及してきたためと思われるが、漬物全体の需要が伸び悩んでいるなかで、依然として好調が続いている。本場韓国では近年、キムチの栄養学的・薬理的研究の成果が発表されるようになってきた。釜山大学にはキムチ研究所がある。同大学食品栄養学科の朴建永教授は食欲増進や便秘の予防などキムチの栄養学的効果に加えて、抗がん、抗腫瘍効果が確認されたと発表している。今後の研究でさらにキムチの効能が解明されるものと思われる。発

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