全国ビスケット協会、「ビスケットまつり」抽選会 応募総数前年並み 公式Xから増加

菓子 キャンペーン 2024.03.25 12733号 04面
左から伊藤雄夫会長、農林水産省佐々木隆行課長補佐、同石田千草菓子係長、三橋信行マーケティング委員長

左から伊藤雄夫会長、農林水産省佐々木隆行課長補佐、同石田千草菓子係長、三橋信行マーケティング委員長

 全国ビスケット協会は15日、東京都港区の同協会所有のビルで「第44回ビスケットまつり」キャンペーン・オープン抽選会を実施し、「ANA旅行券10万円分」28人と「ビスケットセット」2280人の当選者を決めた。応募総数は前年並みの30万6445通となった。

 伊藤雄夫会長はキャンペーンについて、海外旅行招待とビスケットセットプレゼントの組み合わせでは、第17回のイギリス旅行から実施している。海外旅行経費高騰のため今回は旅行券としたが、来年度は欧州への旅を予定している。ウクライナやパレスチナ問題が解決し、以前のように海外旅行が楽しめるようになることを願うばかりだと語った。また、今回の応募総数についてはほぼ前年並みになったことから、ビスケットの普及や啓発の一環として実施しているキャンペーンとして一定の成果を挙げていると総括。今後もビスケットのおいしく、健康的で安全な食品であることを第一に心掛け、消費者に食の楽しさや潤いを提供していくと述べた。

 島田純専務理事は、キャンペーン結果を次の通り報告した。郵便はがきでの応募が前年比82%増と大きいが、これは郵便料金値上げ前の駆け込み応募だと考えられる。インターネットからの応募は同22%増と伸びてはいるものの、同協会が期待したほどではなかった。公式XはB賞のみの当選対象ではあるが、同55%増とSNSからの応募増加が顕著だった。

 抽選は伊藤雄夫会長をはじめ、島田純専務理事、農林水産省新事業・食料産業部食品製造課課長補佐の佐々木隆行氏、同菓子係長の石田千草氏などが行った。抽選結果は「ANA旅行券」は直接当選者に連絡し、「ビスケットセット」は商品の発送をもってかえる。公式Xでは14日にすでに当選メールを配信しており、当選者のリプライ後に商品を発送する。(大村まい)

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