令和2年7月豪雨 九州の被災地は今 コロナ禍での懸命な復旧作業続く
【九州】7月3日から8日にかけ、日本付近に停滞した前線の影響で九州北部地方を中心に甚大な被害をもたらした「令和2年7月豪雨」。気象庁は熊本県、鹿児島県、福岡県、佐賀県、長崎県、岐阜県、長野県の7県に大雨特別警報を発表し最大限の警戒を呼び掛けた。消防庁が発表した被害状況(7月27日14時現在)によると死者数82人、住宅被害は1万6836棟(うち床上浸水7901棟、床下浸水7418棟)となっている。豪雨発生から約2週間たった時期、大きな被害を受けた福岡県大牟田市、熊本県人吉市、