改正食衛法で意見交換 監視指導平準化など課題 厚労省懇談会

総合 ニュース 2022.04.04 12382号 02面

 昨年6月から改正食品衛生法が全面的に施行され、約半年が経過した。実際に運用する中で、新しい営業許可制度に関する理解の混乱や、HACCPの監視指導の平準化の必要性など、徐々に課題も見え始めている。そうした状況を踏まえ、厚生労働省は改正食品衛生法に関する意見交換の場として食品安全制度懇談会を設置、3月30日に第1回会合を開催した。
 初会合では国立医薬品食品衛生研究所の合田幸広所長を座長に、全15人の委員による意見交換が行われた。特にHACCP制度化に関

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