日本アクセス、ジーマアクセスの株式取得し合弁運営 沖縄の低温流通加速
23日に日本アクセスの本社で合弁契約を結んだ田中茂治日本アクセス社長(左)と、儀間仁ジーマ社長
日本アクセスは、沖縄でのチルド・冷凍食品流通に本腰を入れて、事業拡大を加速する。沖縄の食品卸、ジーマが100%保有するジーマアクセスの株式を、5月1日付で49%取得する。09年から業務提携してきたが、23日には共同出資による合弁契約を結んだ。約650億円といわれる沖縄の低温食品市場で、5年以内に60億円超の売上高獲得を目指す。生鮮も含めて近い将来、「100億円の事業規模にしたい」(田中茂治社長)と意気込む。 沖縄の食品小売市場は、約4400億円規模