海苔業界、厳しさ強まる 大島屋が操業停止に

【大阪】海苔業界は昨年の有明産海苔の高騰から、原料価格高という厳しい経営をしいられていたが、消費環境が厳しい中での海苔の消費不振、ギフト需要の落ち込みなど売上げ不振要素が重なり、経営基盤が悪化している。業界の唯一の需要拡大の望みは、おにぎりをはじめとした惣菜分野だが、納入価格の厳しさがあり、業界は価格安も加えトリプルパンチにあっている。 このような市場環境の中、売上げ不振が続いていた関西の中堅メーカーの(株)大島屋(本社=尼崎市)は先月25日に続いて1

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介