伊藤雅俊社長
味の素は、14年度(15年3月期)の連結営業利益で前年に対し75億円増を計画するが、利益を捻出する推進力を食品事業ではとりわけ冷凍食品事業と見ている。15億円と見積もるエビや畜肉類など原価高騰による負担増を関東工場にデザート生産を集約するなどの生産性向上やコストダウンによる15億円の利益捻出で相殺、主力商品の重点的拡売で27億円の利益増とし、16億円増となるマーケティング費用を差し引いても、冷食事業だけでグループの7分の1の11億円の増益分を稼ぎ出す。
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