製粉協会、新会長に大枝宏之氏 軽減税率、小麦粉と製品一体で
大枝宏之会長
製粉協会は20日開催の第68回定時会員総会で、新会長に大枝宏之氏(日清製粉社長)を選任した。大枝会長は21日に開かれた専門紙との会見で、この1年の重点課題について環太平洋経済連携協定(TPP)などの国際貿易交渉、即時販売方式による小麦輸入における課題、国内産小麦振興における課題、消費税引き上げに向けた課題の4点を挙げ、「軽減税率については、その線引きにおいて小麦粉と二次加工製品を一体で考えていくべき」と基本スタンスを語った。 大枝会長は、「小麦生産