セブン&アイ、オムニチャネル始動 基幹店で実店舗仕掛け
対面販売を重視した精肉売場
戸井和久イトーヨーカ堂社長
セブン&アイ・ホールディングスは、スマートフォンの普及で広がるネット通販を実店舗の販売経路とともに顧客を基点とした商品の購入経路として再編成するオムニチャネル戦略を実店舗の側面から開始した。22日にグランドオープンしたセブン&アイグループの基幹大型商業施設「グランツリー武蔵小杉」(神奈川県川崎市中原区)の中核店「イトーヨーカドー武蔵小杉店」から始動、15年10月からのオムニチャネル戦略の本格展開に向けて総改装する売上高30億円以上のイトーヨーカドー約80店に取り入れていく。