小売の的 未来への顧客創造:首都圏の再編スーパー 既存店強化が焦点
2025.09.17
西友、イトーヨーカ堂と首都圏にドミナント(集中出店)網を構築した大手チェーンが、再編を経て新たなスタートを切った。また、ダイエーの関東事業とピーコックストアを運営するイオンマーケットが、来期にマックスバリュ関東に統合される。他社に先んじて多店舗化した…続きを読む
イトーヨーカ堂は、惣菜強化策として自社ブランド「ヨーク・デリ」の拡大を進める。このうち自社工場「ピースデリ」から供給する商品は前期の43品・惣菜内の構成比18%から今期は約90品・構成比30%に引き上げる。フード&ドラッグ事業部長の西山英樹執行役員は…続きを読む
3月度の小売業の販売動向は訪日客によるインバウンド売上げが減少し、百貨店が苦戦した。一方で、他の業態は食品が前月に続いて青果の相場高やコメの価格上昇、値上げなど単価上昇がけん引して前年を上回った。(山本仁) ●団体・生協統計=6業態中5業態が増加 …続きを読む
GMS、SMの主要なスーパーの前25年2月期決算は本業のもうけを示す営業損益で24社中11社が減益、2社が営業損失だった。値上げなどで22社が増収を確保したものの、人件費の上昇などコスト増を吸収できなかった。今26年2月期はインフレ環境が続く中、収益…続きを読む
イトーヨーカ堂はヨークベニマル(YB)との連携がさらに進んでいる。25日開店の「ヨークフーズ東小金井店」(東京都小金井市)ではYBの商品や売場づくりなど商品施策(MD)の知見を取り入れ、生鮮品や惣菜に力を入れた。新店や改装店を中心にYBのノウハウを取…続きを読む
◆集客と収益を担う花形部門 SMの惣菜は、生鮮3品にも増して同業態の花形になりつつある。消費者ニーズが素材から惣菜にシフトしている長期トレンドに加え、粗利を稼ぐ部門として経営上の重要度が増している。店内厨房を活用した商品づくりは、CVSやドラッグス…続きを読む
経済産業省を中心に三陸の海産物の消費拡大を目指す「ごひいき!三陸常磐キャンペーン」で、3月からCVSとスーパーの小売と外食の計6社が三陸常磐物を使った各社独自の商品を発売し、業態横断で協業してPRする。4日、経産省内で竹内真二大臣政務官やアンバサダー…続きを読む
セブン&アイ・ホールディングスは経営体制を刷新し、自主路線で国内外CVS事業に集中する成長戦略を加速する。6日、井阪隆一社長の退任とスティーブン・ヘイズ・デイカス社外取締役を新社長に就ける人事を決めた。同時に北米CVS事業の新規株式公開(IPO)やイト…続きを読む
3月1日付 〈組織変更〉 ▽「商品本部」「販売本部」を統合して「営業本部」とする。「営業本部」、「管理本部」の2本部体制に再編する▽営業本部=「営業本部」配下に「ニューフォーマット推進プロジェクト」「新デリバリープロジェクト」「サプライチェーン最…続きを読む
3月1日付でイトーヨーカ堂(IY)の代表取締役会長に就くヨークベニマル(YB)の真船幸夫会長は、IYの改革について「商品と販売を一本化し、縦の組織だったのを横にしてスピード感を持って取り組むのが大きな役割」とYBでの知見や経験を生かし、組織の連携を強…続きを読む
3月1日付でイトーヨーカ堂(IY)の代表取締役会長に就くヨークベニマル(YB)の真船幸夫会長は、IYの改革について「商品と販売を一本化し、縦の組織だったのを横にしてスピード感を持って取り組むのが大きな役割」とYBでの知見や経験を生かして、組織の連携…続きを読む