ファベックス特集2025
ファベックス特集:惣菜最前線=スーパー コスパ追求の商品開発
◆集客と収益を担う花形部門
SMの惣菜は、生鮮3品にも増して同業態の花形になりつつある。消費者ニーズが素材から惣菜にシフトしている長期トレンドに加え、粗利を稼ぐ部門として経営上の重要度が増している。店内厨房を活用した商品づくりは、CVSやドラッグストアといった異業種との違いとして大きい。また、生鮮3部門と比べても独自色を打ち出しやすく、同業との差別化ポイントにもなり得る。惣菜はSMの集客と収益を担い、さまざまな価格帯でコスパ重視の商品開発が進んでい