菊水酒造、来年4月に新施設 市場縮小の中「発酵エンターテインメント」に活路

酒類 ニュース 2024.05.10 12753号 05面
新事務所棟(左)と新施設のパース

新事務所棟(左)と新施設のパース

高澤大介社長

高澤大介社長

 菊水酒造は5日、来年4月に本社敷地内にオープン予定の新施設「KIKUSUI蔵GARDEN」と新事務所棟の上棟式およびメディア向けの施設説明会を実施した。新施設は「発酵エンターテインメント」をキーワードに、発酵に関するワークショップなどに活用でき、物販、カフェなどを備えた施設。日本酒市場が縮小する中、商品作りの枠を超えたユーザーの関心事に訴えようとする同社ならではの施設で、高澤大介社長は「昭和の観光地を作るのではなく、お客さまに『発見』していただける施設を造りたい」と話す。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介