人流回復で簡便性・利便性が再評価されている惣菜パン売場
惣菜パン市場が活況を呈している。多様化する節約ニーズへ対応できたことで市場が拡大。店頭販売データ(KSP-POS)によると23年1~12月の販売金額は前年比4.3%増、販売数量は1.2%増となった。平均価格も前年の121円が125円となり3%上昇。24年に入ると成長は加速し、1~4月の販売金額は6.9%増。販売数量は同2.7%増で推移している。定番ブランドの惣菜パン化が評価を高めるなど、今後も成長基調で推移する見込みだ。(青柳英明)
惣菜パンは、コロナ禍においては在宅勤務増