キリンビバレッジ・齋藤社長、秋葉原で「分解茶」をサンプリング
キリンビバレッジ(株)(東京都千代田区、03・5821・4001)は19日、東京・秋葉原のヨドバシマルチメディアイベントスペースでブレンド茶「分解茶」のサンプリングイベントを実施した。分解茶の新発売を記念し、3月に就任した齋藤信二社長=写真=を先頭に、同社社員らが同商品の190g缶、2万5000本を配布した。
今回のサンプリングは齋藤社長自らが働きかけて実施したもので、秋葉原を利用する幅広い消費者に体験を通じて「分解茶」の商品設計を訴求した。サンプリングに際して、齋藤社長は「同商品は、新しい市場を創造するオンリーワンの商品。TVCMだけでなく、社員が消費者に直接訴えていくことで、売上げ拡大のチャンスを増やしていく」と意気込みを語った。
烏龍茶、杜仲茶、ウコン茶をブレンドした「分解茶」は苦味が強い健康素材を独自の「苦味分解製法」で飲みやすく商品化。12日に注目のブレンド茶市場への新提案として上市した。健康を意識する消費者の獲得を狙い、初年度の販売目標は100万ケースを目指す。