シンポジウムでは参加者の質問に答えるディスカッションも行われた
和食文化国民会議は、日本食の健康価値や魅力を幅広く伝えることで文化継承を促している。日本人の食事を支えてきたご飯や味噌汁、野菜などに着目することで、新たな献立の立案や高齢化に伴う健康課題への糸口を模索する。7月26日、シンポジウムを開き、和食と密接な「うま味」が健康に寄与することや高齢者の健康増進を図るための提案を示した。
一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは、コメや魚、味噌などに含まれる「うま味」を活用することで発展してきた。肉がなくても食欲