2030年、生乳需給不均衡か 環境規制など不確実性強く IFCN見通し

2023年までに予想される生乳需給傾向や課題

2023年までに予想される生乳需給傾向や課題

 Jミルクが15日に発行を開始した「国際酪農乳業ファクトシート」によると、将来的には世界は生乳不足による需給不均衡に見舞われる予想だ。全体的な乳牛頭数が減少傾向にある中、乳量の増減は地域差があり、直ちに生乳生産量に影響することはないとの見方がある一方、アジア地域における需要増は2030年時点で大きな需給ギャップをもたらすと指摘する国際機関もある。各国・地域で進む環境規制など不確実要因は多いが、酪農部門の競争力強化につながる可能性もあり、引き続き持続可能な産業としての使命は高ま

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