帰ってきた飲食店のための血液型講座(13)血液型でみる男女の仲
日本人の多くはA型である。A型と一番相性の良くないのが、B型である。別表を参照していただくと一目瞭然、A型とB型は水と油のようにあわない人たちなのである。ところがこれが男女の仲となると微妙に違ってくる。
A型の男性は、自分の持っていない感性を持ち合わせているB型女性にあこがれる傾向がある。天使のように気ままで移り気な美人のB型女性の出現に、「何て大胆で美しい人だ……」と、つい恋をしてしまうのがA型の男性に多い。
ところが、B型女性はA型男性から見て、あまりに突飛で大胆すぎる行動が多いために、「彼女の本当の気持ちが……」などと悩み苦しむ。
こうして、A型男性はB型女性の考えていることが全く理解できず、振り回されてしまう。
恋に破れたA型男性は、B型女性を極端に忌(い)み嫌うようになる。A型女性は、B型男性など眼中にない。もち論嫌いである。こうして、日本人の大部分の人(A型)はB型を嫌うのである。だからB型の鈴木宗男氏は、約四〇%を占めるA型人間に圧倒的に嫌われているのである。
しかし、もしもわが国が圧倒的にB型の多い国ならどうであったろうか? 鈴木宗男氏は、とうの昔に総理大臣か大統領に就任しているに違いない。
一方、今でも鈴木宗男氏に同情するビジネスマンは多い。それは、A型ビジネスマンが、自分の持ち合わせていない大胆なビジネス手法を、宗男氏が持っているように見えるからである。
ただし、団体行動が苦手で個性的なB型に、堅実な国家運営が実現できたかどうかはなはだ疑問ではある……。
(血液型対応学研究所・エービー海老尾)