数字で読み解くフードサービストレンド:メキシコ料理店増加中 タコスブームの背景とは?
●メキシコ料理店増加中 代表的メニュー、タコスブームの背景とは?
サカーナ・ジャパン(エヌピーディー・ジャパンより社名変更)が提供する、飲食店舗情報サービス『ReCount』によると、直近3年の国内におけるメキシコ料理店の店舗数(2026年4月時点)は年々増加中で、26年は前年同期比で177店舗増(+13.7%増)の1469店舗でした。代表的料理のタコスブームの背景には様々な要因があります。
まずは健康志向が消費者に支持されています。生地のトルティーヤは、小麦製の他にコーン製もありコーントルティーヤはグルテンフリーです。さらにタコスやブリトーにぎっしり具材を入れて野菜も沢山摂れます。
次にSNS映えです。女性に人気のアボカドで作るワカモレやトマトなどで、カラフルかつ立体的な見た目の「映えが演出できる」のもタコスの魅力です。好みの具材を組み合わせられるカスタマイズも楽しく、具材のたんぱく質は牛・豚・鶏・豆などバリエーションに富み、宗教などによる食禁忌への対応も可能です。
さらに必要機材や調理手順の簡素さが参入障壁を低くしている点も店舗数増加の背景です。全国各地に店舗が増えていけば「ご当地メキシカン」が増えていくことも予想されます。ビールやジンに続いて「クラフトテキーラ」もブームの兆しがあり、お酒との親和性がある点にも商機があるはずです。
(サカーナ・ジャパン 矢部忠継)















