花正、シュラスコ専門料理「バイアナ」好調なスタート

1992.06.15 6号 3面

花正は4月25日、大阪・梅田にブラジル料理“シュラスコ”の専門店「シュラスカリア・バイアナ」を出店したが、開店後好調な売上げを続けているという。

同店は「ミスト」と呼ばれる複合店舗(四〇〇坪)のなかに出店したもので、店舗面積一〇〇坪で客席数一三五席の規模。主力メニューの“シュラスコ”はブラジルの代表的なバーベキュー料理で、その起源は牛の管理や移送を仕事にするガウチョと呼ばれるカウボーイたちが移動中動けなくなった牛を解体して、その肉を炭火で焼いて食べたことに発している。

同店はブラジルの風を感じさせる広大な草原の中にある農園主の建物をイメージし、ラテン建築様式を忠実に再現しており、焼いているところを見せるオープンチャコールを取り入れている。シュラスコの肉はビーフ主体で、他にポーク、チキン、マトン、腸詰めなど、数種類の肉や野菜を炭火で焼き上げている。肉は外側がローストされ中は赤みを残し、ローストされた部分から客席でカット、また肉のささった長い金串をワゴンにのせ、店内を回り、サービスしている。

ランチタイムのメニューで人気を得ているのは特製チョリソー、牛モモ、牛肩ロース、スペアリブ、温野菜、フレッシュサラダ、スープガロニ、バターライス、コーヒーをセットにした「シュラスコランチセット」(九八〇円)。

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