解説:トリドール、700店超で転機 外食成長率高い海外展開に優位性

統計・分析 外食 2013.11.25 10928号 02面

 【解説】トリドールは「丸亀製麺」業態で2~3年後の国内1000店舗を目標にし、こだわりの北海道産小麦の確保見通しも立てていた。他を寄せ付けないスピード出店でシェアを拡大し、うどん業界での“セルフうどん”スタンダード化は着実に進んでいた。が、国内700店舗を超えた今期から自店競合が顕在化。客数減で既存店売上げに陰りが見え始め、「丸亀製麺の国内出店はすでに決定している来期の25店舗が区切り。これまで経験のない不採算退店も今後はあり得る」(粟田貴也社長)と拡大路線を方向転換した。

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