米国BSE問題、輸入禁止で年越し、「夏ごろ再開」も厳しい見通し

米国で昨年末に発生したBSE(牛海綿状脳症)問題で、二〇ヵ月齢以下の牛の検査はしないという日本国内で見直す同等の条件を米国に求めていくことは決まっていて、大枠では輸入再開に向かっている。だが、食品安全委員会の国内対策の見直し、枝肉や骨の熟度(マチュリティ)による月齢判別の協議も時間がかかる見込みで、来年夏ごろという輸入再開の見通しもかなり厳しくなってきている。 昨年12月末の米国でのBSE発生以来、一年が経過した。日米間で再三

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら