酒販免許の自由化前夜:酒DS、いまこそ業態確立を

今年9月1日の人口基準廃止で酒販免許が自由化されるタイムテーブルのはずだった。しかし、一般酒販店保護の目的で「酒類小売業者の経営の改善等に関する緊急措置法」(酒販緊急措置法)が議員時限立法として成立、5月1日公布された(二〇〇三年7月7日施行、二〇〇五年8月末日失効)。これに対して酒DS(ディスカウントストア)最大手(チェーン加盟店総売上高)マインマート青木洋一社長は、「メーカーによる売価統制のようなことが一部すでに起きているし、同法は規制強化でしかない」と猛反発する。

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