無洗米業界、「濁度」で見解二分、統一基準・認識求める声高まる
【大阪】急拡大が続く無洗米。その需要拡大の要因の一つに無洗米製造技術の向上が挙げられるが、ただ品質に対する定義があいまいで、現在でも製法ごとにかなりのばらつきがあるのも事実だ。無洗米の品質基準は「濁度」という方法で図られるが、その基準値に対する業界の見解が二つ存在しており、業界内で混乱が生じつつある。そのため統一基準を求める声が高まっており、それを受け食糧庁が「濁度」の数値基準を設ける方向で検討に入っている。 「濁度」とは、無洗米を水に浸した時の濁り具
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