農水省、鶏・豚の肉骨粉使用をペットフードは解禁へ
農水省は19日、BSE対策検討会(座長=熊谷進・東京大学大学院教授)を開いた。検討会は豚や鶏で作った肉骨粉の肥料、飼料、ペットフードへの使用を認めた。牛由来のものは飼料へは禁止を継続。肥料、ペットフードへは検討していく。現在は暫定的にすべての家畜の肉骨粉使用を禁止している。農水省は近日中に解禁を決める。 肉骨粉は家畜の食品としてあまり価値のない部位を高温処理して製造する。狂牛病にかかった牛の肉骨粉を反すう動物が摂取すると感染する率が高くなる。豚や鶏の肉