森永製菓、海外事業を本格展開 海外売上げ30％目指す
新井徹社長
森永製菓は、成長戦略と位置付ける海外事業を本格展開する。今期、重点戦略地域の米国で生産会社を設立、東南アジアではインドネシアで合弁子会社を設立、中国では有力企業と販売店契約締結など、成長のための施策を相次いで実施しており、来期以降、一気に拡大する。6日の会見で新井徹社長は、当面の目標とした海外売上構成比率10％を来期に達成できるとの見通しを明らかにし、「早期に30％達成を目指す」考えを示した。 海外事業は、「ハイチュウ」を海外市場開拓の戦略商品と位
