キリンビール、発泡酒に参入 25日から発売
キリンビール(株)(東京都中央区、03・5540・3499)は、“淡麗な、うまさとのどごし”の発泡酒「麒麟淡麗〈生〉」を25日から順次全国で新発売、いよいよ発泡酒市場に参入する。「手ごろな価格のアルコール飲料」として消費者ニーズが定着したことに対応、同社技術を結集した自信作として市場に投入する。初年度売上げ目標は一六〇〇万ケースを掲げており、同社を含めた発泡酒市場の動きが注目される。
同品は、国内大手メーカーでは初めて、副原料に国産大麦を使用。大麦のコクとうまみを引き出すことで淡麗なうまさ、スッキリと引き締まったのどごしを実現した。ネーミングは同社の本気、おいしさを追求する意気込みと淡麗なうまさ、のどごしをストレートに表現。パッケージも、気品とこだわりと自信を込めて「麒麟」の文字を大胆にあしらった。
発売と同時に「おいしさでは、負けられない」をキーワードに二〇〇万人の飲み比べキャンペーンやモニタリング、サンプリングを実施し、早期認知、定着を図る。
▽発売日=2月25日(関東地方、長野県、山梨県、静岡県)、3月12日(残る全国)▽アイテムおよび希望小売価格=三五〇ミリリットル缶一四五円、五〇〇ミリリットル缶一九五円▽アルコール度数=約五・五%