東洋ナッツ、アサヒと共同開発「スーパードライの友」発売
【大阪】東洋ナッツ食品(株)(神戸市、078・452・7211)は、アサヒビール食品(株)(東京都千代田区、03・5296・2211)と共同で、アサヒスーパードライ発売一〇周年を記念して、ビール酵母エキス入りナッツ「アサヒスーパードライの友《ミックスナッツ》」(写真)を3日から全国で新発売した。発売当初は主要コンビニエンスストアへの限定販売とし、初年度販売目標は五〇〇万袋(小売ベースで七億五〇〇〇万円)を見込んでいる。
同商品は「アサヒスーパードライ」にぴったりのおつまみとして二社共同で開発したもので、カシューナッツ、アーモンド、マカデミアナッツなど七種類のミックスナッツをアサヒビール食品のビール酵母エキスをベースとした専用調味料で味付けしたもの。
アサヒビール食品のビール酵母エキスはアサヒビール(株)のビール酵母を独自の酵素分解法によりうまみ成分に分解した天然調味料。天然系調味料の需要は年々拡大しており、その中でも酵母エキスの市場規模は年間約五〇〇〇tと言われ、五年前の約二倍の規模に成長している。
現在、アサヒビール食品では年間二〇〇〇tのビール酵母エキスを生産しており、これは国内の酵母エキス市場の約四割を占めると推定される。同社ではビール酵母の安定的な供給、確保が可能であることから、ビールの副産物であるビール酵母の利用を今後も積極的に進めていく予定。
▽「アサヒ スーバードライの友《ミックスナッツ》」内容量五五g、価格一五〇円、入り数六袋×一〇