酒税法改正 「営業権譲渡」が焦点 小売・DSが綱引
今年、酒税法の改正が予定されている。酒販店業界の焦点は「酒販免許の営業権譲渡」項目といわれる。 酒販免許取得については、現行では抽選制による新免許枠取得が一般的だが、免許取得に意欲的なスーパー、酒DSは一般酒販店から免許を買い取る、いわゆる営業権譲渡で店舗拡大を図っているのが現状。この結果として酒の安売り店が急増している。 現在、一般酒販店は全国で一三万店。一方、酒DSは自称酒DSも含めると二〇〇〇店といわれ、年間酒類販売額の一
今年、酒税法の改正が予定されている。酒販店業界の焦点は「酒販免許の営業権譲渡」項目といわれる。 酒販免許取得については、現行では抽選制による新免許枠取得が一般的だが、免許取得に意欲的なスーパー、酒DSは一般酒販店から免許を買い取る、いわゆる営業権譲渡で店舗拡大を図っているのが現状。この結果として酒の安売り店が急増している。 現在、一般酒販店は全国で一三万店。一方、酒DSは自称酒DSも含めると二〇〇〇店といわれ、年間酒類販売額の一