’96新春の抱負 日本蒸留酒酒造組合・嶋崎均会長
昨年のわが国経済は、一四兆三二〇〇億円という過去最大規模の景気対策と公定歩合〇・五%の史上初の超低金利政策によって、未曽有の円独歩高の為替危機をようやく克服して緩やかながら、回復の兆しが見えてきました。しかし、その浮揚力は弱く、業種、業態間の業績には、かなりのばらつきがみられたようです。 本年のわが国経済は、IMFや大方の国内調査機関の予測では二%前後の実質成長率を見込んでおりますが、多額の国債残高を抱えた財政に、引続き景気の先導役を期待することはむず
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