アサヒビール、1ブランド2タイプ「食彩麦酒」2月8日から同時発売
アサヒビール(株)(東京都墨田区、03・5608・5126)は11日、“家庭の食卓”で食事と一緒に楽しむ生ビール「アサヒ食彩麦酒(しょくさい・ばくしゅ)」ピンクラベルとグリーンラベルを2月8日から関東、甲信越、福島県、静岡県で、以降順次全国で新発売すると発表した。見た目も味も違う二つのタイプのビールを一ブランドで同時に発売するのは業界では初めてのこと。年間、大びん換算で五〇〇万ケースの販売量を見込んでいる。
味は、ともに“食卓で様々な家庭料理と一緒に楽しめるように、口当たりのよい、味わいのあるビール”をテーマに開発されただけに、「ピンクラベル」は“口当たりのやさしい、香ばしい香りの中濃色ビール”と、「グリーンラベル」は“スッキリとした喉ごしと、しっかりした味わいの淡色ビール”と、見た目も味も違う。アルコール度数はともに約五%。
パッケージデザインは、白をベースに「食彩麦酒」のロゴと料理を盛ったプレートのイラストを配した、食卓の上で映える、手作り感と清潔感のあるもの。また、ラベルの囲みも食材を版画調にデザインしたもので、「ピンクラベル」「グリーンラベル」それぞれ色をピンク、グリーンとしており、二品種の違いを分かりやすくしている。
テレビCFでは、カーペンターズの大ヒット曲「トップ・オブ・ザ・ワールド」をCFソングに採用。若い夫婦が“家庭の食卓”でそれぞれが好みのタイプの「アサヒ食彩麦酒」を選び楽しむ様子をさわやかに放映される。
販促活動では、二タイプを同時に購入してもらうために、六本パックに「ピンクラベル」「グリーンラベル」を三本ずつ詰めて店頭陳列するほか、メニューブック、ミニのぼり、特大リボン、バナーなどで売り場を明るく楽しく演出する販促品も用意して、訴求を図る。
品種は、「ピンクラベル」「グリーンラベル」とも、大びん(小売三三〇円)、五〇〇ミリリットル缶(同二九五円)、三五〇ミリリットル缶(同二二五円)。