【広島】調味料メーカー、（株）アサムラサキ（本社=岡山県笠岡市、０８６５６・６・２７２７）は、焼肉のたれ“肉どろぼう”シリーズの主力商品である三五〇ｇびん入り二品（甘口、中辛）の全面的なリニューアルを行い、２月から新発売した。同時に、従来の二品に加え、新しく「夢の味」を新発売し、品揃えの充実を図った。

これまでの三五〇ｇびん入り「肉どろぼう」は、すでに発売以来二〇年が経過し、その間、品質面では味の改良・改善を図ってきていたが、びん型、ラベルデザインは旧態依然のままであったことから、商品の活性化を図るため中身、びん型、ラベルデザインを一新し、全面的なリニューアルを行った。味のグレードアップはもちろん、びん型は下部を六角形の柱をイメージさせたものを採用するとともに、キャップは使いやすいワンタッチ式に変更。

また、ラベルデザインは「甘口」はレッド、「中辛」はイエロー、「夢の味」はグリーンを基調としており、キャップ部分もそれぞれ同色を使っている。

新登場の「夢の味」は、醤油味ベースのマイルドな味に仕立て、原材料もリンゴ、玉ネギ、ニンニクなど生ものを使って仕上げている。タイプ名の「夢の味」は一見したところ味を判断しかねるが、そのユニークさが関心を集めることも狙っている。また、女性の文字感覚の調査結果では“夢”が一番好まれているということも名付けの要因ともなっている。

三品とも内容量、荷姿、価格は同じで、内容量は一本当たり三五〇ｇ、二〇本入りが一ケース。卸二八九円、標準小売三七〇円。