農産物輸出に本腰 存在感増すミャンマー

総合 ニュース 2019.09.27 11948号 03面
南東部カレン州ミャワディとタイ北西部ターク県メーソート間にある国境ではトラックの相互乗り入れが始まろうとしている=タイ北部ターク県で小堀が7月下旬に写す

南東部カレン州ミャワディとタイ北西部ターク県メーソート間にある国境ではトラックの相互乗り入れが始まろうとしている=タイ北部ターク県で小堀が7月下旬に写す

 経済成長を目指す東南アジアのミャンマーが、得意の農産物などの輸出拡大に本腰を入れている。輸送費の高い航空便や輸送時間のかかる船便を避け、多国間と長距離の陸上国境で結ばれているという地の利を生かす。東隣のタイとの間では貨物車両の相互乗り入れを9月中にも開始し、新鮮な野菜などを出荷する見通しだ。その一部は将来的に、タイを経由して南のマレーシアにも向かう見通し。中国にも同様の販路拡大を期待する。東南アジアの食料基地としての存在感が増すことになる。
 ミャン

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら