サッポロビール、懐かしビール総選挙を開催 トップは復活発売
サッポロビールは懐かしい“名作”ビールの復活をかけた総選挙を実施中だ。同社が過去に発売したビールの中から、「エーデルピルス」(写真(右))や「焙煎生ビール」(写真(左))といった原料や醸造法にこだわった5品を対象に、同社ホームページ内の特設サイトで投票を受け付けている。10月上旬に投票結果を発表し、1位になった商品を13年に復活発売する予定。投票期間は9月3日~20日。
投票の対象となるのは次の5品だ。
▽「エーデルピルス」=初回発売は87年。チェコザーツ産のファインアロマホップを通常の3倍使ったスーパープレミアムビール。上品なホップの苦味と香りが特徴の麦芽100%生ビール(業務用の樽生は現在も販売している)
▽「吟仕込」=同91年。麦芽の皮を取り除いて仕込んだスッキリとした上品な純粋なうまさが特徴
▽「焙煎生ビール」=同92年。通常の麦芽に焙煎麦芽をブレンドして使用。淡色ビールと濃色ビールの特徴をあわせ持つ。しっかりとした味わいながら口当たりがよい
▽「蔵出し生ビール」=同94年。“長期氷温熟成”で仕上げた麦芽100%ビールで、爽快な味わい
▽「スーパースター」=同97年。超高発酵法によりアルコール度数7%と高めながら、味わいはスッキリ。シャープな口当たり
今回の投票は特設サイト(http://www.sapporobeer.jp/sapporo_enq/0055/index.html)から行われる。復活発売は缶容器で行うが、発売の方法や時期などの詳細は未定。なお、総選挙の投票者の中から抽選で200人に「ヱビス」(350ml缶)6本をプレゼントするキャンペーンも同時に実施している。
(丸山正和)