オープン=京王プラザホテル多摩、増設しニーズ対応
京王プラザホテル多摩(東京都多摩市落合、0423・74・0111)は、一九九〇年の開業以来、地域に根ざしたホテルとして幅広い支持を得ているが、3月20日、西館を増設し新しいタイプの都市型コミュニティホテルとして生まれ変わった。
多摩地域は、大型企業や大学の移転、ニュータウンファミリーの高齢化など地域特性も変化しており、今回のオープンも、こうしたニーズの多様化に対応してのこと。
敷地面積五四八四平方メートル、延床面積二万六二〇七平方メートル、地上一〇階、地下一階、駐車場八七台収容。客室は、新たな宿泊需要を見込み一四八室を新設し、計二四八室。価格帯は、シングル一万円から、ツイン一万四〇〇〇円から、ダブル一万二〇〇〇円から。
料飲施設は、東館と西館をつなぐスペースとしてロビーラウンジを八八席に増席、三層吹き抜けとした。
宴会場は、約四〇〇人のパーティーに対応できる大宴会場をはじめ、大中小合わせて九会場。また、ニュータウン層の高齢化、法要マーケットを見込み和風宴会場も新設した。
婚礼施設は、近年のチャペル人気に応え、光ファイバー使用の神秘的チャペルと本格的神殿の両施設を設置する。