生乳、需給緩和予断許さず 4年連続増産も中長期対応必須

2021年末から年明けにかけて、コロナ禍による大幅な需給緩和で処理できない生乳の発生不安が高まり、政府・業界を挙げて回避を達成したものの、22年度も引き続き予断を許さない状況が続きそうだ。Jミルクが1月28日に公表した22年度の需給見通しの中で明らかになった。全国の生乳生産量は4年連続の増産が見込まれているが、オミクロン株の感染が急速に広がっている中、春には学乳の一時休止などもあって懸念はつきない。家庭内需要も前年を下回っていることから、年末年始に醸成された酪農乳業への応援機

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